採血ミスによる神経損傷
医療過誤にあった場合、法律的には、示談交渉を行って示談金を得たり、訴訟を提起して損害賠償金を得ることで、解決を目指すことになります。
採血ミスによって神経に注射針が触れてしまうと、正中神経損傷が起こって、腕の痛みが数ヶ月の間残り続けることがあります。
採血ミスにより神経損傷という損害を負ったことについて損害賠償を請求するには、医療行為において看護師の過失があり、その過失によって損害が発生したという因果関係が認められなければなりません。
過失を認定するためには、当該行為が医療行為者に求められる注意義務に違反していたか否かを判断する必要があります。
注意義務が認められるためには、行為の結果の予見可能性と結果の回避可能性が認められなければなりません。
過去の事例には、採血のマニュアル等には採血に際しては針先の動きがないように採血ホルダーを固定すべきであると記されていることから、看護師には採血に際して採血ホルダーを固定し針先が動かないようにすべき注意義務があり、これに反して採血ホルダーの固定が不十分なまま真空採血管を挿入したため、採血針の先端が正中神経に損傷を与えた、と因果関係が認められたものがあります。
弁護士野口眞寿(初雁総合法律事務所)は、東京都文京区、千代田区、渋谷区、板橋区、江東区を中心に、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県にお住まいの皆さまからのご相談を承っております。また、オンライン相談では全国各地からのご相談も承っております。
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資格者紹介Staff
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当事務所は医療過誤のご相談に豊富な経験がございます。
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所属団体・資格等
- 第一東京弁護士会 住宅紛争処理審査会運営委員会 委員会
- 医療問題弁護団
- 公益社団法人 東京青年会議所
- 文京区基本構想推進区民協議会 委員
- 公益財団法人 文京アカデミー 評議員
- 文京区倫理法人会
経歴
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- 2008年
- 東洋大学法学部 卒業
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- 2011年
- 東洋大学法科大学院 卒業
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- 2011年
- 司法試験合格
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- 2012年
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弁護士登録 第一東京弁護士会(登録番号46872)
神保町法律事務所 入所
文京区 行財政改革区民協議会 委員 就任
東洋大学法科大学院アカデミックアドバイザー 就任
公益社団法人東京青年会議所 入会
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- 2013年
- 初雁総合法律事務所 設立
公益財団法人文京アカデミー 評議員 就任
事務所概要Office Overview
名称 | 初雁総合法律事務所 |
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資格者 | 野口 眞寿 (のぐち まさとし) |
所在地 | 〒113-0033 東京都文京区本郷1-4-4 水道橋ビル4F |
連絡先 (担当:野口) |
TEL:050-3184-3790/FAX:050-3730-7809 |
対応時間 | 10:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能です) |
定休日 | 土日祝(事前予約で休日も対応可能です) |
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