出産時の医療過誤(帝王切開・無痛分娩)
医療過誤にあった場合、法律的には、示談交渉を行って示談金を得たり、訴訟を提起して損害賠償金を得ることで、解決を目指すことになります。
帝王切開や無痛分娩での出産において、医療過誤が発生することがあります。
出産時は母体と子の両方に負担がかかりますが、医者の過失によって、妊婦と胎児の一方またはどちらも、後遺症が残ったり、死亡してしまう恐れがあります。
帝王切開では、母親が大量出血するリスクがあり、出血性ショックを発症する可能性があります。
また、胎児が分娩中に低酸素状態となってしまった場合、医者が帝王切開の準備に早く着手していれば後遺症を負わなかったり、死亡しなかったといえることがあります。
無痛分娩では、脊髄を保護する硬膜の外側に腰から注射し、局所麻酔薬を投与する硬膜外麻酔を受けることになります。
しかし、麻酔薬の濃度が高かったり、針が本来より深い位置に入ってしまうと、麻酔が強力に効いてしまって、脊髄神経が麻痺し、呼吸停止を招く可能性があります。
弁護士野口眞寿(初雁総合法律事務所)は、東京都文京区、千代田区、渋谷区、板橋区、江東区を中心に、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県にお住まいの皆さまからのご相談を承っております。また、オンライン相談では全国各地からのご相談も承っております。
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